美容皮膚科の役割

皆さんは「美容皮膚科」と聞いて、どんなものかイメージできるでしょうか。よくテレビCMなどで宣伝されている「美容外科」については、皆さんご存じだと思います。しかし「美容皮膚科」となると、いったい何をしてくれるのか、分からない人の方が多いでしょう。

実は日本で美容皮膚科のサービスが始まったのは、ここ20年ぐらいのことです。1990年代前半の日本は「ガングロ」など肌を黒くして目立つ女子高生が流行るなど、あまり肌の美容への意識は高くありませんでした。それが1995年頃から「美白」という言葉が流行り始め、次第に綺麗な肌への憧れが女性の間で生まれたのだと考えられます。それに合わせて、「美容皮膚科」も誕生したのです。

美容皮膚科はその名の通り皮膚のトラブルに特化した美容医療サービスとなっています。つまり皮膚科同様に、皮膚の専門医が細胞・組織レベルで皮膚の変化を考えながら治療する事になります。そのため、女性が自身で行うスキンケアよりも格段に効果が出ます。

美容皮膚科で受ける事ができる治療の代表例が、エイジングケアです。加齢に伴う肌表面・内部の劣化に対し、医学的アプローチで様々な改善を施してくれます。

その中で、キレーション(デトックス点滴)が近年注目を集めています。キレーションとは、キレート剤というアミノ酸の一種を点滴する事で、体内の有害金属を体外に排出する事ができる美容医療です。有害金属が排出される事で皮膚の角質の代謝が促進されるため、ニキビなど肌のトラブルの予防になるのです。